
- 2011/05/11機工協、第32回オートサービスショー2011の概要を発表
- 日本自動車機械工具協会(中谷良平会長)の第32回オートサービスショー2011委員会(矢島八郎委員長)は4月18日、共同記者会見を開催した。
矢島委員長は、「状況が一段と厳しさを増したからこそ、アフター業界を守るために、オートサービスショーをなんとしても開催したい」と、同ショーの予定通りの開催に向け意欲を見せた。また、会期中に東日本大震災の募金箱を会場内に設けるなどの取り組みで、復興支援の一助にするとした。
14社の新規出展企業があるものの、この日までに国産塗料メーカーなど9社が出展を見送り、参加企業数が99社、総小間数が当初より64小間少ない699小間にそれぞれ減少した。震災による影響で、総来場客数が目標より30%以上落ち込むのではないかとしている。
半面、このような時期にショー会場を訪れる客に応える展示をするのがアフター業界を支える企業の努めという考えに基づき、協会の総意として同ショーをなんとしても開催すると早い時期に確認した。同ショーの開催が業界活性化の一助になると決意を新たにした。
展示の見所については、出展各社の知恵比べによって、整備ビジネスに役立つ展示が行なわれると、新規の需要開拓の方法を探る事業者のニーズに応える提案が見込まれるとした。
被災者支援の一環として、会場内に義援金の募金箱を設置し、東日本大震災の被災者に宛てた義援金募るほか、入場料収入の一部を被災者に寄付する。